一年で最もぼったくりな価格設定の飯「クリスマスディナー」を考える

こんばんは、源(@kinogen0018)です。

今回は師走のメインイベント、クリスマスについてだ。

クリスマスはとにかく金がかかる。デート、プレゼント、ホテル。

調べてみるとクリスマスイブとクリスマスの2日間で6,500億円以上の金が動いているらしい。ハロウィンの約5倍。なんと素晴らしい経済効果だ。

そんな課金イベントであるクリスマス。中でも俺が今回考えたいのは「1年で最もクレイジーな価格設定の飯」

そう、クリスマスディナーである。

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喜んでクリスマスディナーに金を払う男はいるのか?

クリスマスディナーは何故高いのか。それは高くても男が金を払うからである。

ただ、クリスマスディナーを予約する男の半分以上は納得してお金を払っているとは思えない。

普段とどこが変わっているのかよくわからない料理、そして普段の数割増の料金。
普通のディナーならともかく、2人分のクリスマスディナーを予約すればサラリーマンの1ヶ月分以上のランチ代が軽く吹っ飛んでいく。

彼女が「おいしいね」と笑う一瞬のために、男は毎日のランチを定食から牛丼に落とすぐらいの努力を2ヶ月以上続ける必要があるのだ。

26日じゃダメなんですか?

もちろん彼女をディナーに連れて行くことに関しては全く異論がない。

しかしどうせ同じお金を出すのなら、クリスマス価格になっている時ではなく、なんでも無い日に行って差額でお店のランクを上げたり、より美味しいものを食べたほうが良いと思うのは俺だけだろうか?

おそらくここには記念日やイベントに対する価値観が大いに関与しており、男女間だけでなく、個人間で間違いなく大きな差がある俺が比較的ケチなのも間違いない。

それは知っている。

俺にも誕生日のお祝いを1日ずらすのがNGなことは分かる。しかしクリスマスはなぜ24日&25日にこだわるのだろうか。

なんで26日じゃダメなんだろうか?

海の日や山の日、勤労感謝の日が1日ズレていても多分誰も文句は言わないだろうに、何故キリストのおっさんの誕生祝いは1日の狂いも許さないのか。信仰心深すぎねえか。

巷では「特別な日に特別なディナーを」とか言われている気がするけど、今年は「クリスマス平日だから、別の日にクリスマスしよう」という大義名分を掲げ、普通の日に特別なディナーへ行くのも悪くないかもしれない。

払わない男と払う男

色々書いてきたけど、なんだかんだ言って俺含め多くの男は払ってしまうのではないだろうか。

だって、女子が「『26日じゃダメなんですか?』とか言ってくるケチ臭い男」と「素直にクリスマス当日にディナーに連れて行ってくれる男」どちらが魅力的か?なんて男から見ても明白だからだ。

ここまで読んで「お金と男の恋愛は切っても切り離せない」ということを理解した男はすぐさま昼食を牛丼に格下げして軍資金を捻出し、素敵な彼女と素敵なディナーを、素敵なクリスマスを楽しんで欲しい。

そしてここまで読んで「お金と男の恋愛は切っても切り離せない」ということを理解した女子はクリスマスディナーを食べて「美味しいね」と微笑んで欲しい。

2ヶ月食べ続けてきた牛丼の味を一瞬で忘れられるように。

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