朝に弱い俺がAlexaとスマート電球でつくる快適な朝の目覚め方

こんばんは、源(@kinogen0018)です。

これは朝に弱い俺がテクノロジーの力を借りて少しだけ快適に朝を迎えるための試行錯誤をまとめた記事である。

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朝に弱い俺VS絶対に朝起きないといけない40年間

俺は朝に弱い。

目が覚めてベッドから起き上がるだけで1日の気力の2割以上は費やしている実感がある。高校デビュー、大学デビュー、社会人デビューと見逃し三振で終えた俺は何事もスタートダッシュが肝心だということを知っている。

俺は睡眠時間が足りていない。

最近は特にそうである。長時間の残業が続いているせいだろうか、朝を迎えなたくない日が度々ある。そもそもロングスリーパーなので、毎日8時間は寝ないとそれだけで瞼がアロンアルファな訳である。

俺は朝起きないといけない。

ただのサラリーマンだからだ。朝はオフィスに赴くか、在宅勤務でキーボードを叩いていないと自分の食い扶持さえ稼げない。

俺は朝に弱い男でありながらこの先40年間朝と厳しい闘いを続ける運命にあるのだ。

貴重な気力をすり減らさないようなストレスレスな朝を迎える方法はないのだろうか?

爆音起床とストレスフルな朝

多くの人が「目覚まし」として思い浮かべるのは音だろう。ほとんどの人はスマホのアラーム機能を用いて朝を迎えていると思われる。

俺も生まれてこの方23年間、多くの同志と同じようにアラームで朝を迎えてきた。

しかし、朝に弱い俺が出勤時間に間に合うよう朝を迎えるには、複数回のアラームが必要だ。

大半の朝激弱マンはアラームを5分毎に設定している

アラームは高い覚醒力を有する一方、アラーム音やアラーム音を発する機器に異常な程ヘイトが溜まるというデメリットがある

少しでも朝を楽しく迎えようとアラームに好きな曲を設定しても、毎朝起こされる度にイライラが蓄積され、2週間も経てば世界一嫌いな曲が出来上がる。

このままでは世界中の音楽が嫌いになってしまう。

朝から世界中の音楽を守る方法をを明らかにすべく我々はamazon奥地へ向かった。

コロナ禍とスマート電球

ここで少し照明の話をさせてくれ。

俺の自宅は間接照明が中心だ。

いや「俺の自宅が間接照明である」という情報は誰の興味も需要もないのは知っている。だが聞いて欲しい。

間接照明中心の生活はリラックスできる環境は作れるものの、作業には向いていない。

しかしコロナ渦の影響で在宅勤務が続く中、もはや「自宅」はシャワーを浴びて寝るための場所ではなく、オフィスとなってしまった。

ここに「間接照明の自宅」という劣悪な労働環境を改善する必要が生まれたのである。

そこで自宅でAlexaを飼っている俺が興味本位で購入したのがスマート電球である。

スマート電球とはWi-Fi経由でON/OFFはもちろん、光量の調整、商品によっては色を変更可能な電球である。

スマート電球界ではPhilips Hueという商品が有名なのだが、この商品を筆頭に一般的なスマート電球は”ハブ”と呼ばれる専用のリモコンが必要だ。

どうしてもハブが必要なタイプのスマート電球の導入には費用がかかる。

今回、お試しということもあり、ハブが不要なタイプのスマート電球を探してみたところ、ジェネリック家電メーカー・アイリスオーヤマがハブが不要なスマート電球を販売していたので購入してみた。

そういえば朝起きるために大事な要素の一つとして、音の他に光がある。

ここで我ながら天才的な発想を得る。
そう、目覚めるタイミングで照明を点ければ良いのだ。

ヒトは太古の昔から明るくなると目覚め、暗くなると眠る。

1日目・起きたいタイミングで照明を点けてみた

やはり天才だ、明るくなれば目覚める。なぜこんなこともわからなかったのだろうか。

窓からの自然光で起きようとカーテンを開けておと意図しない時間に目覚めてしまうが、照明であれば好きなタイミングでON/OFFができる。

まだ見ぬ心地よい朝に期待を膨らませ、布団に潜った。

翌朝、俺は気持ちよく目覚めた。時計を見ると9時28分。
すぐさまパソコンの電源を点けた。あと2分で始業時間である。

惨敗だ。

在宅勤務でなければ確実に遅刻である。
この先40年間の朝との闘いが不要になってしまうところだった。何度も言うが、我々サラリーマンは朝起きて仕事をしないと来月のおまんまが食えない。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言う言葉があるが、負けたときは敗因を分析することが肝要である。

今日の教訓:「光だけでは狙い通りの時間に起きられない」

完全にミスである。太古の昔からヒトが明るくなると目覚めてきたことに誤りはないだろうが、30分起きる時間がズレると来月から飯が食えなくなったのはごく最近のことだろう。

とにかくサラリーマンにとって光の力だけで目覚めるのはリスクが高すぎる。

唯一良かった点としては「音で目覚めるより光で目覚めたほうがストレスを感じない」ことが実証されたことだろうか。

2日目・アラームと照明のハイブリッドで起きてみた

やはり現代のサラリーマンはストレスに耐えながらアラームによって起きねばならないのだろうか。

せっかく購入したスマート電球をなんとか活かそうと起床したい時間に照明を点灯させ、念の為アラームもセットしてみた。

俺が「Alexa、おはよう」と怒鳴ると照明が光量MAXで点灯する仕組みである。

AM8時、いつも通りアラームの音でストレスフルな目覚め。
しかし、我々はどのような経験からでも何かしらを学ぶことが必要だ。

今回の教訓:「起きた瞬間照明が点くと二度寝しづらい」

眩しいだけでは起きられないが、眩しいだけでは眠れない。

実家で何度となく行われてきた怒号と共にカーテンを全開にする母親の起こし方は間違っていなかったのである。

3日目・目覚める前から照明を徐々に点けてみた

3日目、俺には天賦の才があるのかもしれない。
ストレスのない起床と二度寝の防止を両立させるテクニックを思いついた。

起きる予定時間の30分前ぐらいから徐々に部屋を明るくしていくのである。

これでアラームが鳴る頃には眠りが浅くなり、起きやすくなる。これでストレスが軽減されるはずだ。

そしていつものように「Alexa、おはよう」と声を掛けるとアラームが鳴り止むと同時に光量MAXで照明が点灯する。

結果は言わずもがな、快適な目覚めである。足りていないとすれば、全自動コーヒーメーカーでも買って香ばしいコーヒーの香りに包まれながら目覚めたい、というぐらいだろうか。

これで朝のストレスが少しだけ軽減された(気がする)し、二度寝の危険性も低減できた(気がする)。

Alexaとスマート電球で朝を快適に

在宅勤務のために買い揃えたスマート電球だったが、結果的に朝のクオリティが上がった。

1日のスタートを切る朝の目覚めは大切だ。朝のクオリティは仕事のパフォーマンスはおろか1日の満足度に影響してくる。

ちなみにAlexaに連動させてカーテンを開閉したりするスマートホームデバイスもあるみたいなので太陽光で目覚めたい自然派なオサレピーポーはこちらを使うのも悪くないかもしれない。

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