財布を失くして困ったので「失くしても困らない財布」を考えてみた。

社会人になって3ヶ月が経とうとしているけど、振り返ればこの3ヶ月、欲にまみれて生きてきた。

終電まで遊ぶ、というか終電を過ぎても遊ぶ。そして挙げ句の果てにやらかした。

世間の「酒に酔ってやらかしがちランキング」、堂々の第2位ぐらいにはランクインするであろう、こちらの所業である。

そう、現金や大事なカードが詰まった財布を失くしたことに気がつくと、人は笑えなくなる

俺はみんなの笑顔を守りたい。

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財布を失くして気がついたこと

財布を失くして気がついたのは

  • 「人間、失くすときは失くす」
  • 「金融機関の手続は想像以上に面倒くさい」

この2つである。

「人間、失くすときは失くす」

これまで酔っ払っても財布を失くしたことなんてなかったし、まさか自分が財布を失くすなんて思ってもいなかった。

居酒屋を出る時とか、電車を降りる時には所定の位置(俺の場合は左前ポケット)に財布が入っているか確認する癖もつけていた。それでも失くした。

気づき:気をつけていても財布を失くすときは失くす。

一度財布を失くすと「二度と財布を失くすまい」と心に刻むけど、そんなの意味なんかなくて、気をつけていても失くすときは失くす。仕方ない。

そう考えると高い財布は要らないのかもしれない。

高そうなトゲトゲの長財布をケツポケットに突っ込んで歩いているヤツ、お前いつかその財布失くすからな。

金融機関の手続は想像以上に面倒くさい

金銭的なダメージと同じぐらい辛かったのが、身分証明書やクレジットカード・キャッシュカードの停止・再発行の手続きである。

とにかく面倒くさい。

複数枚のクレジットカードやキャッシュカードを持っていたので、あちこちの金融機関に電話して所定の手続きを踏まないといけなかった。

マジで面倒くさい。

気づき:金融機関の手続は想像以上に面倒くさい。ガチで面倒くさい。

そもそも財布は必要なのか?

財布を失くした後、いっそのこと財布というか現金・カードを持たなくていいんじゃね?と思って完全なるキャッシュレス生活を検討してみたけど、現金会計オンリーなお店もまだまだ多い。

上司とランチに行って「先輩、電子マネーしかないンで千円借りてイイっすか?」とか言えないし、キャッシュレス生活計画は早々に頓挫した。

俺の生活に現金・カードは必須であることがわかったので、とりあえずお札とカードをむき身でポケットに突っ込んで2,3日生活していたんだけど、ポケットの中がグチャグチャになって使い勝手が悪いし、さすがにマナー的にあまりよろしくない&カッコ悪い、といったところで財布の必要性を再確認した。

でもそう遠くない未来、記憶とモノを失くすのに定評がある自分はいずれ財布を失くしたり、盗まれたりすると思う。というか絶対する。

そこで「失くしても困らない財布」、正確には「失くしても可能な限りダメージの少ない財布」を考えてみた。

「失くしても困らない財布」とは?

失くした時のダメージは「金銭的ダメージ」「手間」の2つである。これらのダメージを最低限に抑えるため、財布の中身を以下の3点に絞る。

  • 最低限の現金→「金銭的ダメージ」の抑制
  • クレジットカード1枚→「手間」の抑制
  • 身分証明書1枚

「金銭的ダメージ」の抑制〜最低限の現金しか持ち歩かない〜

失くしたときの「金銭的ダメージ」を抑制するため、コンビニ等では電子マネーを、電子マネーの利用できない店舗ではクレジットカードを利用し、多額の現金は持ち歩かない。

「金銭的ダメージ」を抑制するには、拾った人に使われてしまう現金より、盗難保険が付帯しており、電話一本で停止できるクレジットカード等を利用するのが賢明である。

「手間」の抑制〜カードはクレジットカード1枚だけ〜

また失くした時の停止・再発行に必要となる「手間」を最低限に抑えるため、カードは1枚のクレジットカードしか持ち歩かない。前述したように金融機関の手続きはクソほど面倒だ。

それにキャッシュカードやクレジットカードは再発行に最短でも1週間はかかってしまう。

すべてを詰め込んだ財布を失くしてしまうと、「手間」がかかるだけでなく、再発行までの期間「お金が下ろせない」「買い物ができない」「飯が食えない」「飢えてるなう」「腹が減って死にそう」なんてことになる。

このような事態を防ぐためにも、キャッシュカードや予備のクレジットカードは財布に入れて持ち歩かず、自宅に保管しておくことをオススメする。

手持ち以上の現金が必要になったら?~キャッシュカードは不要~

「最低限の現金しか持ち歩くな」「キャッシュカードは家に置いておけ」といっても出先で手持ち以上の現金が必要になることもあるだろう。

そんなときは近くのATMでお金を下ろせばいい。

しかし、ここで安易に財布にキャッシュカードを入れてしまうと、財布を失くした時にまた「手間」が問題になってくる。


2020/11/3 追記

サービスの進化とは時に我々に感動を与えてくれる。もはや以下で紹介するpringというアプリを使用しなくても良い。ありふれた言葉であるが「控えめに言って神」である。

俺が愛用する住信SBIネット銀行であれば、キャッシュカードがなくてもアプリを利用して全国のセブンイレブンやローソンにあるATMから現金を引き出すことができるようになった。

キャッシュカードを自宅のタンスにぶち込んで出かけられる開放感、皆様も堪能してみてはいかがだろうか。

追記おわり


そこでおすすめするのがpringというアプリである。

これが非常に便利でキャッシュカードがなくても、このアプリと今使っている銀行口座を紐付けることで全国のセブンイレブンのATMから1日1回まで、手数料無料で現金を引き出すことができる。

(pringは割り勘とか、手数料無料で銀行間の資金移動なんかにも使えるのでオススメ)

これで失くした時に「手間」を生むキャッシュカードを持たなくとも現金が引き出せる。最強。

もう財布を落としても困らない

このように財布の中身を減らすだけで(※実際失くしたら多少は困るんだけど)財布を落とした時、少額の現金を失うだけだし、クレジットカード会社1社に電話するだけでひとまずは被害を食い止められる。

というか次に俺が財布を失くす前に、財布が要らないぐらいキャッシュレスな社会が到来することを切に願っている。

スマホ決済事業をやってる方々、死ぬ気で加盟店営業頑張ってください。マジで応援しています。

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