こんばんは、源(@kinogen0018)です。
我々日本男児には緊急事態であろうが、負けてはならないデートがある。
コロナ禍ではデートするにも店が開いていない
デートのお店がオシャレであること、これはとても大切だ。
惹かれ合う二人であれば鳥貴族でも愛は育めるなどという幻想は中学生で捨て去るべきだし、どんなに美味しいミラノ風ドリアを提供してくれるイタリアンワイン&カフェレストランであっても、女の子が微笑んでくれるのはせいぜい高校生までなのかもしれない。
ただオシャレより大切なこと、それは「営業していること」である。
「午後三時」といえば「おやつ」であるように、「午後八時」といえばサラリーマンのデート開始時間なのである。
ただこのコロナ禍ではどうだろうか。緊急事態宣言期間中は20時に、宣言が開けても21時になると閉店してしまう。
俺はレストランという名の戦場にも立てず、悔し涙を流す同志を救いたい。
コロナ禍でも通常営業を貫き通すグローバルダイニング
2021年3月22日、東京都を相手にたった104円だけの損害賠償を求めて提訴した会社がある。
飲食業を営む「株式会社グローバルダイニング」だ。
緊急事態宣言下でも時短営業に抗い続け、代表からお気持ちの表明をしちゃったり、小池都知事に弁明書まで出してしまう、ある意味レジェンドな会社である。
グローバルダイニング社の行動には賛否両論あるだろうが、俺はこの是非を問いたいわけではない。
この会社の運営するレストランこそ、コロナ禍のデートにおすすめしたい。
ただそれだけなのである。
高いコスパとオシャレ感はもちろん、最大のメリットは「コロナ禍でもガッツリ営業している」ことにある。
グローバルダイニングの主力「カフェ ラ・ボエム」
デートの王道とも言える、「イタリアンレストラン」である。
都内を中心に13店舗を展開するカフェ ラ・ボエム。オフィス街からのアクセスの良い銀座から浜松町や落ち着いた表参道・麻布十番・新宿御苑までカバーできる、困ったら使える駆け込み寺のようなお店である。
毎回「今日はなかなか入荷しないお肉あるんですよ〜」と裏メニュー的な生ハムとサラミの盛り合わせみたいなものを案内されるので、言われるがままオーダーしてしまっているが、味は申し分なくもはや”表メニュー”にすればいいと思うレベルだ。
料理が美味いのはもちろんだが、接客が非常に良い。
調べてみるとアルバイト含めた全社員を徹底して競わせるような経営スタイルらしく、丁寧な接客はその賜物だろうか。(俺は絶対に働きたくないが)
渋谷で最もラブホに近い店「カフェ レガート」
渋谷で、いや世界で一番ラブホに近いことで有名なお店である。
店舗はたった1つだけ、道玄坂の上にあるスペースタワーの中に入っている。
地上15階から居酒屋から締め出された有象無象の酔っぱらいが路上で飲んだくれている光景を見下ろしつつ美味しいお酒を楽しむことができる。
バーとしての利用だと渋谷の夜景が一望できる窓際席か、ゆったりくつろげるソファ席に案内されるようである。
良く言えばカジュアルな、悪く言えばクソ汚い渋谷の街で、頭一つ抜けたプレミアム感を醸す、そんな店がレガートなのである。
大統領も訪れた和食レストラン「権八」
ハイスペサラリーマンやベンチャー起業家がイキリちらして通りを闊歩していた西麻布にかつての賑わいはない。
華金明け、ボロボロになりながら麻布ラーメンを啜れる日々はいつ戻ってくるのだろうか。
ある意味落ち着きを取り戻した西麻布交差点に鎮座しているのが、グローバルダイニングの和食レストラン「権八」(GONNPATI)である。
なんでも日米首脳会談の会場や映画のモデルにもなっているらしい。
「権八 西麻布」でおこなわれたブッシュ元大統領と小泉元首相の歴史的な「居酒屋会談」や、映画監督クエンティン・タランティーノの「Kill Bill」のシーンのモデルになったことで世界的に有名なった「権八」。蕎麦、串焼き、天ぷらなどを提供する和食レストランとして、日本国内はもちろん、世界各国のお客様からもご愛顧いただいております。
公式サイトより
西麻布の他にも先程紹介した渋谷「レガート」の階下や、あざみ野・桜新町などにも店舗がある。
店舗によって串・蕎麦・寿司・天ぷらなど、メインの料理が異なるので下調べしてからのご利用をおすすめする。
最後に
緊急事態宣言下のデートに「美味い」「コスパが良い」「百合子に屈しない」の三拍子が揃ったグローバルダイニングのレストラン、非常におすすめである。