我々はどこに住むべきか?〜「職住遊近接」に挑戦してみた〜

こんばんは、源(@kinogen0018)です。

今回は半年以上前から引っ越しを検討していた俺が(1ヶ月のホテル暮らしを経て)先日ついに引っ越したので経緯と感想をまとめておく。

思い返せば長い道のりだった。数カ月間、毎日SUUMOとhome’sそしてat homeをチェックしていた新入社員は俺ぐらいだったろう。

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なぜ郊外から引っ越すのか?

住んでいたのは東京の隅あった社宅。川を泳いで渡ればすぐ埼玉みたいな場所だった。通勤時間はドアtoドアで1時間と少し。さらに俺のメインの遊び場である新宿や渋谷まで行くのには1時間は必要だ。

通勤に1時間以上かかる場所に住んで初めて気がついたのだが、俺は時間の無駄を強いられることが大嫌いみたいである。

学生時代は毎日大学に通うわけでもなかったし、大学までドアtoドアで20分かからないぐらいの場所に住んでいたので何も感じなかったが、社会人になると話は違う。

職場と家の間を週に10回、1ヶ月に40回行う必要がある。時間は有限だ。年間通すと凄まじい時間が無駄になる。吐き気がしてきた。

さらに満員電車での通勤は時間を無駄にするだけでなく、イライラしたオッサンに挟まれて心身共に疲弊する。
我々サラリーマンが抱える唯一の商品は労働力である。疲弊すればその分仕事上のパフォーマンスが大幅に落ちることは明らかだ。

長時間通勤に良いことなんてひとつもない。長時間通勤は完全なる悪だ。

住む場所の決め方

結論から言うと多少家賃が高くても若いうちは職場の近くに住んだほうが良い。それに遊ぶ場所(プライベートでよく訪れる場所)も近いほうが良い。

俺は過激派の職住近接論者なので、可能なら職場の隣に住みたいぐらいであったが
①職場がオフィス街にあり周囲に物件が無かったこと
②「職」と「住」だけでなく「遊」への距離も重視したかったこと
以上の理由から住む場所が2箇所ぐらいに絞り込めたのでこの2箇所のうち、良さげな物件の見つかった場所に決めた。

高くなった家賃

引っ越した結果、家賃の自己負担分は社宅に住んでいた時の2.5倍ぐらい高くなった。

しかし、高くなった家賃は積極的に仕事を取りに行って残業代でペイしたり、増えた時間で副業すれば無問題である。

金銭的にトントンぐらいまで持っていけるだけでなく、働くことでスキルやノウハウ、財務基盤を得ることができるだろう。
(「増額した家賃等」を上回る「価値」を生むことがマストとなるが)

電車に揺られているよりは有意義であることは間違いないだろう。

楽になった生活

引っ越した結果、生活は大幅に楽になった。

職場の近くに住めば、毎朝余裕をもって出勤できる上に満員電車に延々と乗る必要もない。残業せず帰ってきた日には映画1本とドラマ2話分ぐらいは楽しめるほどに時間にゆとりのある生活を送ることができる。

飲み会で帰りが遅くなっても睡眠時間をしっかり確保できる。もう終電に飛び乗り、寝過ごして終着駅から歩いて帰るなんて必要はない。
最悪終電を逃しても歩いて帰ることができる。もうネットカフェに泊まる必要はないのである。

また繁華街の近くに住めば、遊んだ後もとても楽だ。

徒歩圏内だともっと良い。飲み会後、酔い覚ましに散歩していれば家に着く。

以前のように1時間もかけて遊びに行って帰ってくるなんて考えられない。

もはや遠足である。

まとめ

移動に費やす時間とコスト、そして体力や精神力を鑑みると「職住遊をできるだけ近づける」というのはほとんどの若者にとって相当コスパの良い投資だと思う。

家族を持てば都心の小さな部屋になんか住んでいられない。住む場所に自由が効く若い今だからこそ、職住遊近接の暮らしに挑戦してはいかがだろうか?

P.S.

ちなみにちなむと築年数や部屋の広さなどの要素を取捨選択すれば家賃の上昇は万単位で抑えられる。自分に必要な要素は何なのかを考え、不要な要素は徹底的に排除し家賃を抑えよう。

俺は部屋の広さが要らなかったのでミニマルなお部屋をチョイスすることで相場から1.5万ぐらい安くすることができた。

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